ちぇーん占いメエルに触発され、色んなとこ回ってみたら、名前を入れると勝手に物語を書いてくれるの見つけた。そいから前世占いをしたら、ボクの前世は「奴隷」だった。Mの裏付けが出来てスッキリ。

        

★ hydeとうきちんのハネムーン物語(スイートルームの夜)★


新婚旅行の宿泊先として最上級のスイートルームを予約した二人。
恭しくホテルボーイに案内された部屋はまさに豪華絢爛。まばゆいばかり。
うきちんは思わずベランダへ駆け寄った。そこから眺めるエメラルドグリーンの海は、息を飲むほどに美しく、そして素晴らしいものだった。
「hyde、私はとっても幸せよ」
「うきちん、ボクもだよ」
二人はお互いに見つめ合い、そして唇を重ねた。いつしか二人は甘く激しく一つになって燃えるのであった。やがて窓のカーテンから夕暮れの日の光が差込み、二人の肢体に流れ落ちる汗を、きらきらと宝石のように輝かせていった。
 
激しい情事の後、ルームサービスのフルコースの食事を済ませ、部屋の灯りを暗くして、窓の外に拡がる星空を二人は寄り添って見つめた。
「あ、流れ星!」
うきちんが叫びながら流れ星の方向を指さした時、同時にhydeも同じ方向を指さしていた。
二人は同じ星を追ったことがとてもうれしくなって笑った。
「うきちんと同じ流れ星を見たね」
「そうね」
「何か祈った?」
「ううん、だって幸せすぎて、これ以上、お願いすることは何もないもの」
そう言ってうきちんはhydeの瞳を見つめた。二人は静かに唇を重ねた。

深夜。
うきちんはトイレに行きたくなって目覚めた。
だが、なかなかベッドから起きあがれずにいた。それは、スイートルームがあまりに広すぎ、また、部屋に飾られている中近東風の彫像の目が、こちらを見つめているようで、とても怖い感じがしたから
だ。
(どうしよう。一人じゃトイレまで行けないわ・・・)
うきちんは隣で寝ているhydeを起こそうと思った。
しかし、結婚式の前日まで徹夜で働いていたために疲れきって熟睡しているhydeを起こすのは忍びない。もしかしたら、こんな些細なことで起こしたら、きつく怒られるかもしれない。でも、怖い。どうしても一人ではトイレに行けない。でも、行きた
い。
 
うきちんはしばらく葛藤を続けた。しかし、ついに我慢ができなくなり、hydeを揺り起こした。
「ねえ、hyde。お願い、一緒にトイレに行って」
「うう〜ん・・・」
hydeは最初眠たそうに目をこすっていたが、やがて事情を飲み込めたらしく、にこやかに快諾した。そして、一緒にトイレのドアまで付き添って行った。
うきちんは「そこで待っててね」と言ってトイレの中に入った。大理石の便器に腰掛けて、ふ〜と溜息をつきながら放尿した。安堵感が全身を包み込んだ。
 
ふと横を見ると壁の大きな鏡に自分が映っていた。うきちんは怖れを感じた。その鏡の奥に誰かが潜んでいるような気がしたからだ。
うきちんは急いでおしっこを済ませようとして下腹部に力をこめた。
その瞬間だった!
 プ〜!ブリブリブリ〜!
なんともなさけない音が力強く股間から漏れた。おそらくディナーで食べたローストビーフが腸内発酵したのであろう。うきちんはその瞬間、失意で固まってしまった。
(ああ、愛するhydeにおならを聴かれてしまった・・・。)
うきちんは屁をこいた後悔で、しばらく便器に座りつくしていた。すでに尿水は排出を終了し、ただ沈黙の時間が流れていった。うきちんは気が遠くなっていくのを感じていた。
 
その時だ。
 プ、プ〜!
ドアの外からシンコペーションのリズムの快活なおならの音がした。
そう、hydeがうきちんだけ恥ずかしい思いをしないようにと、気をつかって屁をこいてくれたのだ。
うきちんはその優しさをすぐに理解し、そして目頭を熱くした。
(ああ、hydeはなんて優しいのかしら)。
うきちんは即座に便器の水を流し、下着を足にまとわりつかせたままトイレを飛び出し、hydeの胸に飛び込んだ。hydeは笑いながらうきちんを全身で受け止めた。
「hyde、大好き!」
「うきちん、手ぐらい洗えよ」
二人はお互いに見つめ合い、そして唇を重ねた。やがて二人は一つになって燃えるのであった。いつまでも、甘く、熱く、激しく。
 
いつしか、窓のカーテンから朝の日の光が差込み、二人の肢体に流れ落ちる汗を、きらきらと宝石のように輝かせていったのだった。

めでたしめでたし。ハッピー!

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