かいきーん。

辛かった。長い長い道のりだった。明けない夜もあるのかと苦しんだ。よーやっと解禁日。今日のために血の滲む耐えがたき日々を送ってきたわけだ。今日は日頃の行いのおかげで、雨も止み、待望の初屋形船の宴。やっとやっと酒が飲めるー。ここんとこロクに固形物も食ってなく、食欲すらもなかったが、今日から復活するのだ。華々しく。

都内最果て、今だにチョンマゲ大流行の一之江駅にて集合。ぱづの行きつけすんずく2丁目のBAR「潮」の常連客が毎年集まる貸切宴なのである。噂のマリオ氏がイタリアちっくではなくスペインちっくだった。

船好きのボクとしては船のモーター音だけでもワクワクしてしまい、しかもずっと我慢してた酒により、かなりかなりアブナイくらいハイテンションで、みぽとタナシちゃんとぱづと4人で排他的なまでの狂乱となる。昨夜の大雨で水かさの増した東京湾も風が心地よく、小さい船で佃煮やらを売りに来たおっちゃんにビックリしてみたり、かもめや鴨が群がってきたのでエビのしっぽを投げまくったり、ディズニーシーの火山噴火をガキに「あれが雲仙普賢岳っていうんだよ」と教え込んだり、花火を間近に見たり、命名タマちゃん＠船長のアテント10枚重ねくらいなずり下がったジャージに思いを馳せてみたり、ドヤドヤ人が操舵室に入って行ったので「コックピットに不審者が侵入してますが！！」と手旗信号送ってみたり、すれ違った屋形乱交船を実況したりしてたら、アッとゆー間の3時間でした。かなり面白かった。刺身も揚げたて天ぷらも美味かったし。昼間の屋形船は釣りも出来るらしい。企画しなくちゃ。

で、既にヨッパないい気分ですんずくの懐かしのどん底へ。あーまだあるんだー学生ん時はよく通ったよなーと馬刺しを食いながらまた飲む。小松政夫が居たので「どーかひとつ！」を永遠やってたねみんなで。小松の親分さんは意外とガタイよくてガッシリしてた。

それから、牛乳買って来いと母からの指令に帰ろうとしてたぱづを引きずり、いきなり降って来た大雨の中、アイス食いながらゴールデン街へ。タナシちゃんの行きつけの店でまた飲んだくれる。てんこ盛りのCDを勝手に選んでかけてもらい、懐メロで大はしゃぎ。学生の時に戻って、ずーっと喋ってずーっと笑ってなんか懐かしい夜でした。ぱづは途中で力尽き、寝まくってましたが。

それから朝、みぽと2人でラーメン食って帰宅。恐れてたより悪酔いしなくてよかった。すんごい楽しかった。ケーコもいればよかったのになーと思った。