現実逃避 初日。

2003年9月30日
大荷物抱えて満員電車に乗り、こんな日に限ってラストに訳分からん仕事に捕まり、終業後30分で出発する新幹線に、バターになるくらい走って山手線飛び乗って、何とかJUMP IN!車内の席にて待ち合わせにしといて正解だったよ本と笑。腹へりまくりだったので、途中で足は走りながらもサンドイッチと茶購入。気の利くクミクミが先にちゃんと氷結を買っといてくれた。スバラシイ!本とギリセーフでしたよ。ぐったり。クミクミが座ってる席にそのまま座って、サンドイッチ広げてたら、後からリーマン2人組が来て「あれあれ?」とか言ってる。ほっといてパクパク食って、あれこれ本日の仕事の話なぞしていたら、「すみませ〜ん」と。何と本とのうちらの席は1つ前だった。ヴォケ笑!車内はガラガラだったので、「いっすよ、こっちのが広いからこっちに座りますよ」と優しいリーマンだったが、一応正式な席に戻る。1駅で降りるんだけどねーうちら笑。

で、熱海にて伊豆急に乗り換え。青空で風もそよそよとキモチイー。ごとごと揺れるローカル線から海が一望で、ああコレだけで癒されるよう。伊豆はほとんど車で、電車で来るのは3回目くらいだけど、いつもの道と平行して線路も走ってるんだねぇ。ハトヤのあたりの道、懐かしい。

んでもって伊豆高原駅に到着。意外や意外、駅がでかくてすんごいキレイで、駅ショッピングモールまであり。その昔、車で来た時にカヲルに頼まれたイズノスケを探しに寄ったのは、この駅だったの思い出し、しばししゃがんで哀愁。ちょみっと探検して、酒&突っ込み棒GETして(はい。恒例の入湯流血ですよ)、お迎え無料バスに乗り込む。モノの5,6分で本日の寝床へ。うひゃあキレイ!華美ではないが清潔。しかもロビーの全面ガラスばり窓からは、太平洋さんが広がっているでわないか。イヤでも浮き足立つっつの。んで部屋へ。別館で、エレベーター乗り換えたりちょっと歩いたりするけど、部屋広い・・・和洋室で、しかも縁側もあり、もちろん海が。色んな宿行ったけど、コレこそ理想の宿なのよ。絵に描いたよーな景色でさあ。湾だけじゃなくて、水平線も見えるとこでさあ。ただ、やはり太平洋。磯の香りがしないのが少々残念。でも許す。部屋にもアメニティ揃ってて、もちろん風呂もついている。入んないけど。早々に苦手な突っ込み棒を突っ込み(動かないとダメなんだってば)、3種類ある浴衣のスキなのに着替えて、まずはホテル本館の風呂へ。すげ。海と風呂が繋がってる。屋内の風呂も露天もすごい広い。すげすげすげ。風呂のふちから湯が溢れてて、風呂の輪郭がないとこがすごくいい。なかなかないのよこーゆー風呂。1時間後に飯だとゆーのに目いっぱい泳ぐ。目当てだった夕陽は気づいたら沈んでた笑。多分、沈み位置が反対側だったんだろーとあきらめ。

で、飯。旅前に個人体験を調査したところによると「飯が落第点」とのことだったが、いやいやどうして。飯処ももちろん海全開で、懐石ちっくにちゃんとあったかいメニュー。しかも地物だと思われる魚もあり、ありがちな出来合いモノではない。ビール飲みながら飯を食らうボクにクミクミは驚いてたが、酒と飯は同時進行でうまいのだよ。途中で満腹になるが、もちろんいつものように頑張って完食。クミクミは、従事するオトコスタッフがやたら立て膝なのが気に入った模様。

腹出たところで、今度は隣接する日帰り風呂館に。ホテルの草履をはいて行くのだが、クミクミは何故か男性用と思われる巨大雪駄をはいてご満悦。雪男みたいだよ?ココもすごかった。夜のとばりの中、潮騒を聞きながら満天の星の下、広大な露天風呂2人占め。ジャグジーや打たせ湯も数種あり、壷風呂もあり、ウリらしい乳白色のオリーブミルクバスもサイコー。サウナからも全面窓から海が。つーか、コレ下の海岸道路から丸見えじゃねーか?でもそんなことも全然気にならない。敢えておっ開げてみたり笑。開放感〜。風呂後には別フロアの、やはり海丸見えの休憩所でマッサージ&アイス。極楽極楽〜。夜なのでガラガラで、広い畳を滑って遊んだり、デジカメ撮りまくり。ああココで働きたい。

すっかり上機嫌で部屋に戻って縁側で、切った爪のような新月と、光り輝いている火星と、こぼれそうな星をぼーっと。自然の波の音と虫の声をバックに。そういえば、ホテル着いてからTVもつけてない。いらないのだ全く。贅沢な時間。それから、寝る前の宴。色んな話をして、うちらはやっぱりこういう時間が必要だったのだと実感。じゃないと、火の車だってのに来ないよ笑。こんな時間を持つのがもう少し遅かったら、お互い壊れてたねきっと。もっと自分を大事にしよう。

・・・知らん間に寝てた笑。

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