たらったらたらった。

早番仕事をドタドタこなし、今日は例の説教聞きに病院へ行かねばならぬ。時間があるのでひとまず腹ごしらえして、穏やかな透き通る秋の日だまりの中をゴオ。途中色んな店にふらふらと引き寄せられるも、何とか目的地へ。んがしかし、何とこのへっぽこ病院、今日の診察は夕方すっ飛ばして夜からだと、無情に閉められたドアに貼り紙が。うぉんどりゃーすっとこどっこいー出て来やがれーがんがんがん（←ドア蹴ってる）と抵抗むなしく、またトボトボと駅に引き返し、そしてこのへっぽこ病院のせいで、ブーツ買うわ、服買うわ（注：ウニクロ。そういへばあの白フリースはどこに？）、パジャマ買うわの大盤振る舞い。人知れずちょこちょこやってたバイト代がまとまってきたのが災いした。気づくと両手に紙袋、鞄はパンパン。残金3000円也。まぁ診察代はそれほどかからんだろーと、ロテリアにて優雅に茶。

小2時間ほど時間潰して（浪費して）よーやくへっぽこ病院に入ると、イの1番〜ぴーす。んでもって、へっぽこ先生開口1番「本とに来た〜！指定した日に来るの初めてだよね！エライエライ」とチャトランチャトランむつごろうな扱いっぷり。えへえへ。やたらカンドーしたらしく、ドデカイ箱持ってきて「約束守ったからコレあげちゃう！」と。はて？どっかの製薬会社のネーム入りのハクション大魔王仕様のウェットティッシュボックスであった。喜んじゃったオレもオレだが、「いつもは独り占めしてるんだけど、今日は特別ね」と真顔で言うあんたもあんただよ。パンパンな鞄に無理やり詰め込んで、チャックも閉まらず。んでもってへっぽこ先生（何度も言うが名医）は予定外の事態に動揺したのか、さして説教らしい説教もせず、「ちゃんと寝てる？」と聞いてきて「あい。最近は飲みにも行かず、ヒンコーホーセーでし」と答えると、「いやぁたまには飲み行った方がいいよ。恨まれると困るし〜」とまでほざく始末。裏っかわをむしった椅子の修理代請求があったらどうしようとどきどきしてたのに、かなり朗らかな密会ですた。ことの他、診療費も安く済んだので、丸めても出なくなった歯磨き粉のおニュウをゲトーしてテクテク帰る。

今夜の月は丸くてキレイ。本とにうさぎがいた。むんちゃで見慣れてるせいか、月は巨大なモノだと思っていたが、案外小さいね。（←違う病院も行くべきなのか）